2026.05.17
投稿日:2026.05.18
倉庫の温度維持と電力削減を最大化したいなら、「サーモバリアで”倉庫全体に入る熱”を減らし、断熱カーテンで”冷やした(温めた)空気を必要なゾーンに閉じ込める”」二段構えの併用が最も効率的です。
目次
サーモバリアはアルミ純度99%以上・輻射熱97%カットの遮熱シートで、屋根温度を最大約40℃、屋根裏温度を最大約9℃、室内温度を最大約9〜11℃下げ、冷房電力を18〜27%削減した実測データがあります。
断熱カーテン(遮熱・ビニール・間仕切りカーテン)は、通路やゾーンを区切ることで空気の流出入を抑え、空調が効いているエリアの冷気・暖気を逃がさず、空調コスト20%削減の事例も報告されています。
サーモバリアで倉庫空間全体の温度レベルを下げたうえで、断熱カーテンで”必要な場所だけ”を囲い込む構成にすると、「温度維持」「電力削減」「作業性」のバランスが良い遮熱システムを組めます。
サーモバリアは「倉庫全体に入る熱を減らす」、断熱カーテンは「ゾーンから逃げる熱(冷気・暖気)を抑える」という役割分担で、組み合わせると温度維持と省エネ効果が大きくなります。
サーモバリア単独では”箱”全体は涼しくできても、開口部や動線からの熱流入・冷気漏れまでは抑えきれないため、出荷口・前室・作業エリアを断熱カーテンで区画することが効果最大化の鍵です。
導入時は、「屋根遮熱(サーモバリア)」→「優先ゾーンの断熱カーテン」→「ファンや排熱との併用」の順で検討し、投資回収(電気代18〜30%削減+20%前後のゾーン空調削減)を軸に設計するのがおすすめです。
サーモバリアで倉庫屋根からの輻射熱を97%カットして室温を最大約9〜11℃下げ、断熱カーテンで空調ゾーンや通路を区画すると、「熱を入れない+冷気を逃がさない」構造になり、温度維持と電力削減の両方で単独利用より大きな効果が得られます。
倉庫の暑さ・寒さ対策は、サーモバリアによる”屋根遮熱”と断熱カーテンによる”ゾーニング・気流制御”をセットで設計することで、最小限の空調で温度維持できる効率的な環境を実現できます。
「どちらが良いか」ではなく、「何をサーモバリアに任せ、何を断熱カーテンに任せるか」を決めるのが現実的です。
サーモバリアは、アルミ純度99%以上で太陽からの輻射熱を97%反射し、屋根温度最大約40℃低減(例:75℃→35℃)、屋根裏温度最大約9℃低下、室温最大約9〜11℃低下、冷房電力18〜27%削減といった性能が実証されている遮熱シートです。
「反射して熱を入れない」という性質から、倉庫全体の温度レベルを下げ空調機の負荷自体を下げるのが主な役割になります。
一方、断熱(遮熱)カーテン・ビニールカーテンは、通路やライン間を区切る、冷気・暖気の流出入を抑える、空調効率を高めることに特化した設備です。
工場での遮熱カーテン活用事例では、大型ビニールカーテンで区画し排熱ファンと併用して空調コスト20%削減、窓・壁面に遮熱シート+間仕切りに遮熱カーテンで夏の空調負荷軽減と温度ムラ解消といったケースが紹介されています。
つまり、「サーモバリア=外皮レベルの遮熱」「断熱カーテン=内部ゾーンの温度保持」という住み分けです。
倉庫遮熱の組み合わせでは、サーモバリアで屋根・外壁で直射日光と輻射熱をカットし、断熱材で壁・屋根内部で熱の出入りを遅らせ、断熱カーテンで内部の空気の移動を制御し空調ゾーンの温度を保つという役割分担で併用することが推奨されています。
この構造により、「面(屋根・壁)で熱を止める+ゾーン(カーテン)で空気を留める」という二重の熱管理が実現できます。
「どこまでサーモバリアで下げ、どこから断熱カーテンで区切るか」を決めることが、効率最大化のポイントです。
まず、温度と動線を見える化します。夏のピーク日に倉庫全体・通路・出荷口・冷蔵室前・事務所前室の温度を測定し、フォークリフト・人・荷物の動線を図面に落とします。
次に、サーモバリア施工範囲を決定します。屋根全面、特に日射が強い南・西側の屋根下を優先し、温度管理が必須のゾーン(食品・医薬・精密部品)の上部も重点施工します。
そして、断熱カーテンのゾーン設計を行います。出荷口・シャッター前の前室、冷蔵・冷凍ゾーンの前室、温度管理が必要なピッキング・検品・包装エリアを優先してカーテンで区画し、空調を効かせるゾーンとそうでないゾーンを分けます。
初心者がまず押さえるべき点は、「サーモバリアで全体を下げ、カーテンで重点ゾーンを守る」という順序です。
ケース1(常温倉庫+出荷バース): 屋根にサーモバリアで全体遮熱し倉庫内温度最大約9〜11℃低下、出荷口にはシャッター裏に断熱カーテン・ビニールカーテンで前室を形成します。庫内冷気が逃げにくくなりバース近くの温度ムラが解消されます。
ケース2(冷蔵倉庫の前室・通路): 屋根にサーモバリアで前室の温度上昇を抑制し、冷蔵入口に断熱カーテンで庫内との温度差を緩和します。冷却負荷・霜付き・結露リスクが低減されます。
ケース3(部分空調を行う倉庫): 屋根にサーモバリア+必要に応じて外壁に遮熱シートを施工し、空調ゾーンを断熱カーテンで囲い冷気を逃がさない構成にします。空調エリアだけを効率良く冷やし空調費20%削減の事例もあります。
判断基準として重要なのは、「カーテンで囲ったゾーンの中にどれだけ重要な仕事・温度管理が含まれているか」です。
窓・屋根・外壁にはサーモバリア(遮熱シート): 日射を直接受ける面で入ってくる熱を反射します。
通路・前室・ゾーン境界には断熱カーテン: 冷気・暖気の出入りが多い場所を重点的に区画します。
稼働や視認性に応じて素材を選ぶ: 透明ビニールは視界優先の通路に、アルミ蒸着カーテンは遮熱重視の背面やあまり通らない箇所に、厚手断熱カーテンは冷蔵前室や高温ゾーン境界に適しています。
排熱ファンやサーキュレーターと併用: カーテンで区画しつつ上部の熱を排出し温度ムラを抑えます。
「まず暑さと動線に合わせてゾーンを粗く区切り、運用しながらカーテン位置と枚数を調整する」進め方が失敗しにくいです。
A1. 全体の温度レベルを下げるサーモバリアを先に導入し、そのうえで温度差を維持したいゾーンに断熱カーテンを追加する方が、空調負荷と投資効果の両面で効率的です。
A2. サーモバリアだけでも倉庫全体の温度は下がりますが、出荷口・冷蔵前室・部分空調ゾーンなど”冷気が逃げやすい”場所では断熱カーテンを併用した方が温度維持と省エネ効果が大きくなります。
A3. 断熱カーテン単独でもゾーン内の空気は保ちやすくなりますが、屋根からの輻射熱が大きい倉庫ではゾーン全体が高温になりやすく、サーモバリアと併用した方が効果が安定します。
A4. サーモバリアで冷房電力18〜27%削減、遮熱・断熱カーテンで空調コスト約20%削減の事例があり、条件次第では合計30%以上の省エネも期待できます(単純加算ではなく重なりも考慮が必要です)。
A5. 天井が高く空調が効きづらい大空間で、出荷バースや冷蔵ゾーンなど”温度管理が必要なエリア”と”そうでないエリア”が混在している倉庫で併用メリットが特に大きくなります。
A6. 透明・スリット入り・自動巻き上げ・シートシャッターなど動線と視界を確保できるタイプを選び、頻繁に通る箇所だけ仕様を変えることで作業性と温度維持を両立できます。
A7. サーモバリアは放射冷却を抑えて暖気を逃がしにくくし、断熱カーテンは暖房ゾーンの暖気を保持するため、夏だけでなく冬場の暖房費削減・温度維持にも有効です。
A8. 「サーモバリア=遮熱」「断熱材=熱の出入りを遅らせる」「断熱カーテン=ゾーン内の空気を逃がさない」という役割で整理し、屋根・壁にはサーモバリア+断熱材、ゾーン境界には断熱カーテンを使う構成が基本です。
サーモバリアは太陽からの輻射熱を97%反射し、屋根温度を最大約40℃、屋根裏温度を最大約9℃、室温を最大約9〜11℃下げ、冷房電力18〜27%削減の実績を持つ「倉庫全体の温度レベルを下げる」遮熱材です。
断熱カーテンは、ゾーンや通路を区切って冷気・暖気の流出入を抑え、空調ゾーンの温度維持と空調コスト約20%削減を実現する「空気の移動を制御する」設備であり、出荷バース・冷蔵前室・部分空調ゾーンで特に有効です。
倉庫の暑さ・寒さ対策と省エネを最大化するには、サーモバリアで”熱を入れない”外皮遮熱を行ったうえで、断熱カーテンで”冷気・暖気を逃がさない”ゾーニングを設計し、必要なエリアだけを効率よく空調する温度維持システムを構築しましょう。
倉庫の温度維持と電力削減を最大化したい企業は、サーモバリアで屋根からの輻射熱を抑えて倉庫全体の温度を下げ、そのうえで断熱カーテンで空調ゾーンを区画し、冷やす(温める)範囲と量を最小限に抑えましょう。
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