2024.09.26
投稿日:2024.09.10
エアコンドレンの詰まりは水漏れの恐れが!日頃からできる対策を解説
エアコンの水漏れはエアコンの効果を低くし、エアコン自体も故障する恐れがあります。
エアコンの水漏れの原因の1つに「ドレンホースの詰まり」がありますが、実はエアコンの水漏れには、他にも原因があるんです。
この記事では、エアコンの水漏れの原因と日頃からできる対策を解説します。
目次
□エアコンドレンの詰まりだけが原因ではない!
エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まり以外にも、さまざまな原因が考えられます。
1: 設定温度が高すぎる
設定温度が高すぎると、エアコンは冷房能力をフル稼働させようとします。
その結果、冷房運転中に発生する結露がドレンホースに流れ込みきれず、水滴となって室内に落ちてしまうのです。
2: 風向きが下向きになっている
風向きが下向きになっていると、冷風と一緒に結露が吹き出してしまいます。
風向きを上向きに変えることで、結露がドレンホースに流れ込みやすくなり、水漏れを防ぐことができます。
3: エアコンの設置不良
エアコンが傾いて設置されていると、ドレンホースが適切な角度にならず、水が流れにくくなってしまいます。
また、室外機の排水口が塞がれている場合も、水が流れずに水漏れが発生する可能性があります。
4: 室内の気密性が高い
室内の気密性が高いと、エアコンの運転によって室内の気圧が下がり、ドレンホースから外気と一緒に水が逆流してくることがあります。
特に、換気扇を長時間稼働させている場合は、室内の気圧が下がりやすいため、注意が必要です。
5: エアコン内部の汚れ
エアコン内部にホコリやカビが溜まると、ドレンホースが詰まったり、排水がスムーズに行われなくなったりすることがあります。
エアコン内部を定期的に掃除することで、水漏れを防ぐことができます。
□エアコンの水漏れを未然に防ぐための3つの対策
エアコンの水漏れを予防するには、日頃からの対策が大切です。
1: フィルター掃除をこまめに行う
エアコンのフィルターは、空気中のホコリや汚れをキャッチする役割をしています。
フィルターが汚れると、エアコンの性能が低下し、水漏れが起こりやすくなってしまいます。
そのため、フィルターは少なくとも1ヶ月に1回は掃除するようにしましょう。
2: 室外機の周りを定期的にチェックする
室外機の周りに草やゴミが溜まっていると、ドレンホースの排水口が塞がってしまい、水漏れが発生する可能性があります。
室外機の周りを定期的に掃除し、排水口が塞がっていないか確認しましょう。
3: エアコン内部の清掃を定期的に行う
エアコン内部には、ホコリやカビが溜まりやすく、それが原因で水漏れが発生することもあります。
専門業者に依頼して、エアコン内部を定期的に清掃してもらうことをおすすめします。
□まとめ
エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まり以外にも、設定温度、設置不良、室内の気密性、エアコン内部の汚れなど、さまざまな原因が考えられます。
水漏れを防ぐためには、フィルター掃除や室外機チェックなど、日々のちょっとした心がけが大切です。
また、水漏れが起きた場合は、原因を特定し、適切な対策を行うようにしましょう。