
2025.02.11
投稿日:2024.08.09
倉庫で働く従業員の安全を真剣に考えているあなたへ。
夏場の倉庫内は、気温が上昇しやすく、熱中症のリスクが非常に高くなります。
従業員の安全を守るためには、適切な暑さ対策が不可欠です。
この記事では、倉庫内の暑さ対策として、熱中症を防ぐための具体的な対策を分かりやすく解説していきます。
目次
倉庫内は、他の職場環境と比べて、高温になりやすい場所です。
その理由は、以下の2点が挙げられます。
倉庫の屋根には、金属製の折板屋根が使われていることが多く、直射日光によって熱せられ、その熱が倉庫内に放射されます。
この輻射熱によって、倉庫内は高温になります。
倉庫は天井が高く、間仕切りが少ないため、空調設備の効率が低下しやすい傾向があります。
空調設備が故障していたり、老朽化していたりすると、倉庫内はすぐに高温多湿の状態になってしまいます。
熱中症は、放置すると命に関わる危険な状態です。
従業員の安全を守るためにも、倉庫内の暑さ対策は徹底する必要があります。
熱中症対策は、職場環境の改善と従業員の意識改革の両面から取り組む必要があります。
具体的な対策としては、以下のものが挙げられます。
折板屋根に断熱材を施工することで、輻射熱を軽減できます。
適切な場所に換気扇を設置することで、倉庫内の空気を循環させ、温度上昇を防ぎます。
屋根や壁に遮熱塗料を塗ることで、太陽光を反射し、温度上昇を抑えます。
倉庫周辺に植樹や緑化を行うことで、日差しを遮り、温度上昇を抑制します。
勤務前に体温や体調を確認し、体調不良者は無理せず休憩を取らせるようにします。
こまめな水分補給を促し、冷たい水やスポーツドリンクなどを用意します。
汗によって失われた塩分を補うため、塩分タブレットや塩分チャージドリンクなどを用意します。
従業員に熱中症の症状や予防方法を理解させ、意識を高めます。
長時間作業を避け、適宜休憩を取るように促します。
暑さ指数(WBGT)を測定し、作業環境の危険度を把握します。
熱中症の症状が出た場合の対処方法を事前に周知徹底し、救急隊への連絡体制を整えます。
これらの対策を組み合わせることで、従業員の熱中症リスクを軽減し、安全な作業環境を実現することができます。
倉庫内の暑さ対策は、従業員の安全を守るために非常に重要な課題です。
職場環境の改善、従業員の健康管理、熱中症予防の意識改革など、多角的な対策を講じることで、従業員の熱中症リスクを大幅に軽減することができます。
これらの対策を参考に、安全で快適な職場環境作りを目指しましょう。
2025.02.11
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