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熱を通さない素材の選び方!用途別に最適な素材を解説

熱を通さない素材の選び方!用途別に最適な素材を解説 | 暑さ対策

熱を通さない素材選びに悩んでいる方へ。
住まいの断熱性を高め、快適で省エネな暮らしを実現するためには、適切な素材選びが重要です。
様々な素材があり、それぞれ特徴や用途が異なるため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、熱を通さない素材の種類や特徴、用途別の選び方をわかりやすく解説することで、あなたにぴったりの素材を見つけるお手伝いをします。

□熱を通さない素材とは?

熱を通さない素材とは、簡単に言うと、熱の伝わりにくい素材のことです。
熱伝導率が低く、外気温の影響を受けにくい性質を持つため、住まいの断熱材として広く利用されています。
断熱材は、夏は涼しく冬は暖かい快適な住空間を実現するだけでなく、冷暖房効率を高めることで光熱費の節約にも貢献します。

□熱を通さない素材の種類と特徴

熱を通さない素材は、大きく分けて繊維系、天然素材系、発泡プラスチック系などがあります。
それぞれの特徴を理解した上で、用途に合った素材を選ぶようにしましょう。

*繊維系

繊維系断熱材は、グラスウールやロックウールなど、細かな繊維を絡み合わせて作られた素材です。
繊維の間に空気を閉じ込めることで、高い断熱効果を発揮します。

1:グラスウール
リサイクルガラスなどを原料とした、安価で軽量な素材です。
断熱性が高く、住宅の屋根や壁などに広く使用されています。
ただし、湿気に弱いため、施工時には気密処理が重要です。

2:ロックウール
ケイ酸カルシウムを原料とした、耐熱性に優れた素材です。
高温にも耐えられるため、外壁の断熱材として最適です。
また、吸音効果も高く、防音対策にも有効です。

3:セルロースファイバー
古紙を原料とした、環境に優しい素材です。
断熱性だけでなく、調湿性にも優れており、快適な室内環境を実現します。

*天然素材系

天然素材系の断熱材は、羊毛やコルクなど、自然素材をそのまま活かした素材です。
環境に配慮したい方におすすめです。

1:羊毛
羊毛は、調湿性に優れており、結露対策に効果的です。
また、防虫効果もあるため、安心安全に使用できます。

2:炭化コルク
ワインの栓としても使われるコルク樫を炭化させた素材です。
断熱性だけでなく、吸音性や調湿性にも優れています。

*発泡プラスチック系

発泡プラスチック系の断熱材は、ポリスチレンやウレタンなど、プラスチックを発泡させて作った素材です。
軽量で施工がしやすいのが特徴です。

1:押出発泡ポリスチレン
ポリスチレンを押し出して発泡させた素材です。
軽量で加工がしやすいことから、様々な用途で使用されています。

2:ビーズ法ポリスチレン
発泡スチロールと同じ素材です。
軽量で安価なため、断熱材として広く利用されています。

3:硬質ウレタンフォーム
ウレタン樹脂を発泡させた素材です。
高い断熱性能と耐久性を持ち、住宅の断熱材として人気です。

4:フェノールフォーム
フェノール樹脂を発泡させた素材です。
耐火性に優れており、防火対策が必要な場所で使用されます。

□まとめ

熱を通さない素材には、繊維系、天然素材系、発泡プラスチック系など、様々な種類があります。
それぞれの素材には特徴や用途が異なるため、住まいの用途や環境に合わせて最適な素材を選ぶようにしましょう。
この記事が、あなたにとって快適で省エネな住まいを実現するための参考になれば幸いです。

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